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【オフィシャルレポート】今井翼さん公開アフレコ&トーク 

2020/03/04 10:09 up!

本国版のナビゲーターはアカデミー俳優のジェレミー・アイアンズが担当していますが、日本語吹替版はスペイン文化特使でもある今井翼さんに! 初めてヨーロッパ美術に触れたのはプラド美術館だったという縁もあり、今井さんがスペイン美術の世界に誘います。都内の録音スタジオで2日間かけて収録したナレーションでは、ヨーロッパ特有の人名や地名に四苦八苦しつつ、充実感と大きな手応えを感じたと語りました。

今回初めてマスコミの前でのアフレコ収録に緊張したという今井氏は、本作のナレーションの話がきたときの気持ちついて「すごくびっくりしましたね。僕自身はスペインが好きでフラメンコであったり、スペイン文化特使としても様々な活動をこれまで重ねてきましたが、僕にとって初めてスペインで訪れたのがマドリードで、人生で初めて美術館に行ったのがプラド美術館だったんです。だから、すごくご縁があるというか。僕自身はプラド美術館での経験から、1人旅するときは旅先で美術館へ行く楽しみを知りましたから、身に余る光栄でしたね。」と起用を喜んだ。

プラド美術館について「作中でも説明されますが、プラドは草原という意味なんですね。首都マドリードの中心地にありながら緑豊かな中に、200年もの歴史があるので、重厚感というものがすごくある。世界3大美術館と言われるほど、館内に入る前からゾクゾクするものがありましたね。」と振り返り、「15年ほど前に突然、突拍子もなくフラメンコを勉強したいとの思いから、思い立って強行2泊4日でマドリードに行きました。プラド美術館との出会いは、僕の、スペイン、ヨーロッパに関わる上ではすごく重要なものだったと思います」と熱く語った。

アカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズがナレーション、日本版が今井さんということで、難しかった点については「ジェレミーさんは僕よりうんと年上の名俳優で。僕は38歳ですが、よく人から、声が低いなと言われていて、年齢的には当てはまるかなと不安があったんです。普段のお芝居とは違って、これだけ壮大なドキュメンタリーですから、自分の中で躍動感を大きく出すイメージでやりました。ただ、僕にとってこれだけ膨大な台詞をしゃべるナレーション、吹き替えは初めてでした。でも、すごく、やりがいであったり、手応えを感じましたね。」と自信を覗かせつつも、「ティツィアーノなどの人名や地名、ヨーロッパ特有の発音がありますから、カミカミの今井翼でしたね。」 と悪戦苦闘を振り返った。

「画家たちの当時の思想であったり、美術館に携わる人や舞踏家などのいろんな角度からの証言もあるので、知識があってもそれ以上に覆されることが当然あると思う。」と、本作の人間ドラマや歴史ドラマの観点にも言及。さらに「僕自身もこの仕事を務める中で、いろんなことを知ることができたので、これを持ってマドリードへ行ってプラド美術館でまた絵を見たいなと掻き立てられましたね。」と想いを馳せる。

最後に「迫力ある作品の数々も見物ですが、美術館スタッフや各界の第一人者が語る証言は目から鱗が落ちる内容です。また、最先端の機材で撮影した映像の美しさや、高揚感あふれる音楽を通して、感動と発見があふれる作品になっています。僕は喜びを噛みしめながら何度も見直しました。美術に造詣が深い方はもちろん、美術館巡りが好きな方も世代の違いや知識の有無関係なく、ぜひ映画館の大きなスクリーンでスペイン美術の躍動感と臨場感をお楽しみいただきたいと思います」と締めくくった。